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お知らせ

貨物軽自動車運送事業をはじめるには

2007.09.12

最近、軽貨物を購入頂くお客様によく相談を受けます。

「貨物軽自動車運送事業新」漢字ばかりで難しいですが、営業ナンバー「黒ナンバー」のことです。
新たに届け出る場合・届出事項を変更する場合・事業を廃止する場合の詳細や必要な書類が☆大阪運輸支局ホームページ☆からご覧いただけます。

もちろん当店で申請代行も致しますので、スタッフにご相談下さい。


中秋の名月

2007.09.03

名月は満月とは限らない
9月と言えば秋の始まり、そして月見のシーズンですが、お月見といえば「9月の満月」と思いこんでいませんか。しかし、お月見の日、すなわち「中秋の名月」は、10月にずれ込むこともありますし、当日の月は満月ではないことが多いのです。
季節ごとの満月の高度

名月といえば秋

「中秋の名月」には月を眺めて、供え物をするなどといった習慣がありますが、そもそも「中秋の名月」とはなんでしょう。昔から、秋こそが月を見るのによい季節とされていましたが、秋である7月〜9月のちょうど真ん中の日が、8月15日です。そのため、8月15日を「中秋の名月」と呼んで、月をめでることにしたのです。

なぜ、秋に月を見るのでしょう。その理由は、月の高さと、天気です。太陽が天球上で通る道は、夏は高く、冬は低いことはご存じでしょう。月の通り道も太陽とほぼ同じなのですが、満月は地球から見て太陽の反対側にありますから、夏は低く、冬は高いのです。そこで、ちょうど見上げるのに適した高さの満月となると、春か秋になります。しかし、「春がすみ」や「秋晴れ」という言葉があるように、天気の良さでは断然秋。そこで、秋が月見のシーズンとなったといわれています。

月を重視した旧暦
「秋が7月〜9月」「中秋の名月は8月15日」と言いましたが、これは現在のカレンダーではなくて、いわゆる「旧暦」による日付です。日本で太陽だけを元に暦(こよみ)を決めるようになったのは明治に入ってからで、それまでは月の満ち欠けを中心とした暦が使われていました。

新月の日を一日(ついたち)として、次の新月を迎えるまでを1か月、そして12か月を1年としました。月の満ち欠けと日付は対応しているので、普通は十五日が満月ということになります。しかし、この場合1ヶ月は29日か30日となり、およそ354日で1年が終わってしまいます。あまりに太陽の動き(=実際の季節)とずれるのは不便なので、いくつかの取り決めに基づき、3年に1回くらいの割合で「うるう月」を挿入して、調整していました。
2007年9月25日、東から昇ってくる中秋の名月。明らかに左(西)側が欠けている

現在、正式に旧暦を発表する機関はないものの、以上の法則から旧暦を計算することは可能です。そうして実際に求めると、ほぼ今の日付から1か月遅れていることがわかります。ですから、秋は「旧暦では」7月〜9月で、「8月15日」と定義されていた中秋の名月は、9月に行われることが多いのです。

しかし、計算はそんなに簡単にはいきません。そう、うるう月があるからです。たとえば2006年には旧暦7月の後に、旧暦の「うるう7月」が挿入され、旧暦8月は大きく後ろにずれています。おかげで、2006年の中秋は10月6日でした。

満月の日は意外とずれやすい

さらにややこしいのが、「十五夜」なのに満月ではないということです。これはどういうことでしょう。

ある日付が「満月の日」と言う場合は、その日のうちに「月が満月、つまり地球から見てちょうど太陽の反対方向を通る瞬間を迎える」ことを意味します。「新月の日」も、「月がちょうど太陽と同じ方向を通る瞬間」を含む日です。

さて、「ちょうど新月」から「ちょうど新月」までは、約29.5日。「ちょうど新月」から「ちょうど満月」まではその半分で、平均して約14.8日ということになります。「ちょうど新月」の瞬間を含む日が「一日」ですから、その時刻が午後11時のように遅い時間だと…「ちょうど満月」の瞬間まで14.8日だとしても、それは「十六日」になってしまいます。

その上、月の軌道が楕円であることなど、さまざまな理由で「新月から満月」と「満月から新月」までの時間の長さは微妙に違います。「新月から満月」までの時間が長いと、満月が「十七日」なんてこともありえます。

でも、やっぱり「秋の真ん中」は8月15日なので、たとえずれていても十五夜が中秋の名月。このように立派な根拠があるのですから、しっかりと月を眺めたいものですね。

(さらに…)


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