どの車を買うかって、迷いますよね。
特に軽自動車の場合は、全長・全幅はみんな同じだし、排気量も同じで馬力などにもほとんど差がないですから、選ぶ基準は主にスタイル、乗り心地、装備、価格の4つになるでしょう。
それにしてもこの4つすべてが完璧という車はないですね。
メーカーもそんな車は造りません。
そんなことをすれば価格が跳ね上がってしまい、人によっては必要ないものまで値段に反映されてしまうからです。
つまり、それぞれの用途やニーズに特化した車を造って、いろんなニーズに対応できるようにしているんですね。
しかし、このことによって買う方にとっては選択が難しくなることもあります。
スタイルはこの車が好きだけど、居住性はこっちの方がいいし、でもこの装備はあっちの車にしかついてない・・・といった具合に、一つの車ですべてが満足できるというわけにはなかなかいかないのです。
車種を決めかねているときには、まず目的をはっきり持つことが大事です。
どういう用途に使うのか、どんな道を走るのか、誰が運転するのかなど具体的にその車を使う場面を想定してみることです。
それによって、車種までは決まらなくてもセダン、ワゴン、クロカンなどといったタイプまではおおかた決められるでしょう。
新しく発売された車はついつい欲しくなってしまいますが、ただ新しいというだけで決めてしまうと次に新しい車がでたときにその意味が失われてしまいますから、本当にその車が自分のライフスタイルに合っているのかを冷静に考えてみる必要があります。
タイプが決まっても、車種まではどうしても決められないという場合は、一番人気のある車を選ぶ方法もあります。
人気車というのは、やはりそれなりの理由があって売れているわけですし、デザインも奇抜でないものが多いので、飽きずに長く乗れるという利点があります。
また、人気車にしておけば、下取りに出すときに査定が高額になりやすいということもあります。
各社の同タイプの車の中で一番販売台数の多いものを雑誌などで調べればすぐに人気車がわかりますので、それを選んでおけばあとで後悔する可能性は少なくなります。
言うまでもありませんが、自分が惚れ込んだ車があるという場合には、それを買うのが一番賢明です。
何らかの理由で他の車を買ったとしても、あとあとずっとその車のことが気になってしまうからです。
月別記事一覧